いきログ

インハウスデザイナーやってる会社員がフリーランス転身を目指して生きる日々の記録ブログ。【※noteに移行して更新終了しています】

マンガの世界に飛び込めるイベント「マンガライブ」に行ってきましたレポ

映画を観るときは生活の中で抱えた様々な事を全部手放して、映画の世界に入り込むタイプです。散々映画の世界に入り浸って観終わった後は大分スッキリした気分で、「あいかわらず色々問題が山積してるけど、まあまた頑張ればいいか〜」と根拠のない自信が湧いてくるものです。

 

つい先日マンガの世界に入り浸るイベントに参加してきました。

これがまた、なんて表現すれば1番正確なのかわからないんですが、本当に漫画のコマの中に入りこんで行くような、そんな心地良すぎるイベントだったので、ご紹介したいと思います。

 

【マンガライブ】

「マンガライブ」とは?

「マンガライブ」は、WEBやSNSで話題沸騰のマンガの名シーンに声優が会場で生アテレコを実演することで、作品の世界観にどっぷり浸りながら、参加者同士で感情を共有できる体験型マンガイベントです。ファンが同じ空間で作品を楽しめるため、これまで一人で読むものであったマンガの新しい楽しみ方をご提案します。
※以下詳細ページ。イベントはすでに終了しています。

 スクリーンに漫画作品を映しながら声優さんの生アテレコを行なって、その名の通り「マンガをライブ」するイベントです。今回が初回開催!上映作品は「彼女のいる彼氏」でした。原作ご存知の方多いのではないでしょうか?

このマンガ、実に色々な価値観や考え方をもったキャラクターが出てきます。ヒロインの咲を狙う(?)徳永と佐倉というベクトルの異なるイケメンが登場して、それぞれ咲に仕掛けていくんですが、実はイケメン二人には既に彼女がいて… というお話。リアルな設定ですね。主人公の咲ちゃんが健気で可愛い…

特にサ●バーエージェント出身の作者さんが描く会社での人間関係が生々しすぎて、ますます咲ちゃんを応援せずにはいられなくなります。

年上エンジニアが指示書無視して、ナメくさった態度で咲に悪態つくとことか、もうね・・・・ 咲ちゃん頑張れ!!そんなやつに負けんな!!っておもわずにはいられない。

plus.comico.jp

イベントスタート前、運営さんから「上映中の撮影と拡散、大歓迎です!」というアナウンスがあったのですが、正直上映に夢中になりすぎてほとんど写真撮れませんでした・・・。ほとんどというより、これとあともう1枚しか撮ってないです すいません・・・

この写真だけじゃ会場の様子わからんわ!!そうですよね、ほんとそう思います。すいません!

というわけで、イベント当日の様子をグラフィックレコーディングで振り返ってみましたよ。

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画像クリックして拡大しながら読むのを強くオススメします  

※以下、描ききれなかった部分を文字で説明。

●ステージに掲示されたスクリーンには「彼女のいる彼氏」の漫画を動画化した映像が流れ、それに合わせて声優さんが生アテレコ。動画のテンポがいい! 

 

●声優さんの生アテレコ まるでキャラクターが生きているよう

私はそこそこにアニメを嗜んでいる層(多分。一番好きなのは今敏監督の「パーフェクトブルー」です)なのですが、キャラクターに命を吹き込む声優さんって、本当にすごいなとずっと思っていました。

私たちはすでにキャラクターの声が入ったアニメを見ているわけですが、声優さんはキャラクターが口パクしている状態の動画に声を当てていくわけで、一体その状況でどんな風にすれば濃い感情を声に込める事ができるの?と気になってたんですね。

で、出来るだけスクリーンを見つつ声優さんたちに注目していると、キャラクターの感情とシンクロして、泣きそうな表情になったり、ニコニコしたり、ふざけて体を小刻みに揺らしたり・・・シンクロ率、すごいです。

「こんな風に命を吹き込んでるのか!声優さんってスゴイ!!」とすごく納得して、納得と同時にものすごい勢いで作品の世界に入り込んでいけました。スクリーンに映っている咲、徳永、佐倉と同じ空気の中にいるような感覚でした。ほんとに。

●ひしひし伝わる原作愛

1話分終わる度にフリートークタイムが挟まり、モデレーター阿部さんと作者矢野先生のトークタイムに。

実は3話とも身体的接触(キスとか)が比較的多くて正直かなり大人な雰囲気かつ刺激高めだったのですが、その誕生裏話を聞けたのがとても楽しかったです。(個人的には「徳永には家でプレモルを飲ませたかった。飲ませることができて満足した(※チャラい男は家でもプレモルを飲む)」と仰ってたのが一番ツボでした)

作品を書いている当時の裏話はあまり表に出回らないものですが、イベントで聴けるって超貴重!ですよね・・・!しかも作者ご本人から聴けるなんてすごい・・・

他にも、声優さんが担当キャラクターの服装で演技をされていたり、会場BGMは作品と関わりが深いB'zの曲が使用されてたり・・・。原作愛とはまさにこのこと。(※何故「彼女のいる彼氏」とB'zが関係あるの?と思う方は原作を読みましょう!)

 

 イベントのコピー通り「マンガが生き物に進化した!」空間

(本当にそんな感じ

運営サイドからの原作愛と熱量、参加者の持つ原作愛と熱量が混ざって融合していくような、終始そんな空間でした。

「作る側の熱量」「観る側の熱量」の両方が存在するから、キャラクターが生きているように動いて見えて(※これは本当にそう見えました)、時間があっという間に過ぎてしまった。

 

 

 次回開催はいつなのか、今後どんなマンガが取り上げられるのかがものすごく気になります!